安定した副収入を得ることや将来に向けた資産形成などを目的に、アパート経営を考えている会社員の方もいるのではないでしょうか。
アパート経営は融資面での優遇や税金対策、運営効率化なども期待でき、会社員にとって多くの魅力があります。

本記事では、会社員がアパート経営を始めるメリットや具体的なステップについて、詳しく解説していきます。

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マリモ賃貸住宅事業本部

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会社員がアパート経営を始める理由とメリット

会社員がアパート経営に関心を持つ背景には、どのようなものがあるのでしょうか。
以下では、具体的な理由と始めやすさについて見ていきます

自己資金300万円から始めるアパート経営

アパート経営には多額の資金が必要と思われがちですが、自己資金300万円程度から始められるケースもあります。
自己資金を頭金として活用し、不足分を金融機関の融資で補うことで無理なくスタートできます。
特に中古物件や価格帯を抑えたエリアを選定すれば、初期投資を抑えつつ収益性を確保しやすくなるでしょう。
資金配分や物件選びを工夫することが、少額スタートを成功させる重要なポイントとなります。

管理業務はプロに任せて手間を省く

会社員がアパート経営を継続するうえで重要なのが、管理業務の効率化です。

入居者対応や家賃管理、設備トラブルなどをすべて自分で行うと本業との両立が難しくなりますが、不動産管理会社に業務を委託すれば、運営の手間を大幅に削減できます。
専門知識を持つプロが対応することで、トラブル時も迅速かつ適切に対処でき、安定した経営体制を構築できます。 

会社員がアパート経営を始める7ステップ

アパート経営を成功させるためには、段階的な手順を理解することが欠かせません。
ここでは、アパート経営を始める際に押さえておくべき基本ステップを解説していきます。

ステップ1:資金計画を立てる

資金計画は、アパート経営の成否を左右する最も重要な工程です。
まずは自己資金の額を把握し、物件購入費用や諸経費、修繕費などを含めた全体像を整理します。

金融機関の融資を前提とする場合は、返済額と家賃収入のバランスを事前に確認することが不可欠です。
将来的な空室や金利変動も想定したうえで、余裕を持った計画を立てることが安定経営につながります。

ステップ2:情報を集めて市場を理解する

アパート経営を成功させるためには、地域の不動産市場を理解することも不可欠です。
「どのエリアが人気か」「家賃相場はどうか」などの情報を調べることで、物件選びの方向性が決まります。

加えて、競合物件の状況や空室率を確認することで、自分の物件に必要な改善点や差別化ポイントを見つけられます。
インターネットや不動産会社を活用して最新の市場情報を集め、適切な家賃設定やターゲット層を絞り込みましょう。

ステップ3:物件購入の申し込みを行う

物件購入の申し込みを行う際には、物件の詳細情報をしっかりと確認しましょう。

立地や周辺環境、交通の便など、長期的に価値が保たれるかどうかを調査することが重要です。
また、物件の価格や条件を確認し、予算に合うかを再度チェックし、価格交渉が可能なら積極的に行います。

申し込み時には、身分証明書や収入証明書、資金計画書などの必要書類を整え、不動産会社に提出します。

ステップ4:融資の相談を銀行と行う

融資相談を行う際には、事前に銀行が求める書類を整えることが大切です。
収入証明書や物件の詳細資料、資金計画書などを準備しましょう。 

担当者との面談では、融資条件や金利について詳しく話し合い、自分の経営計画を明確に伝えることが重要です。
複数の銀行を比較し、最適な融資条件を見つけることが成功のカギです。 

ステップ5:売買契約を締結する

売買契約を締結する際には、物件の詳細や価格、引き渡し条件を慎重に確認することが求められます。

契約書の内容が難しいと感じることもありますが、不動産会社や弁護士などの専門家のサポートを受けることで安心して進められます。
契約時には手付金の支払いが必要になることが多く、慎重に判断することが重要です。

ステップ6:管理会社を選定する

アパート経営を成功させるためには、管理会社の選定は欠かせません。
管理会社は、入居者募集や家賃回収、建物のメンテナンスなど、多くの業務を代行します。

運営をスムーズに進めるためにも、実績や口コミ、費用、サービス内容などを確認し、複数社を比較検討することが大切です。

ステップ7:アパートの引き渡しを受ける

アパートの引き渡し時には、内見を行い、設備や内装に問題がないか、契約内容と一致しているかを確認しましょう。
加えて登記簿謄本や保証書、取扱説明書など、今後の管理に必要な書類もしっかりとチェックしたいところです。

引き渡し後は、管理会社と連携して運営準備を進め、空室期間を短縮させ、収益の安定化を図ります。

サラリーマンがアパート経営で得られる利点

会社員がアパート経営を行うことで得られる利点は、副収入の確保や税負担の軽減、資産形成など多方面に及びます。
では、以下でメリットの具体的な内容を見ていきましょう。

副収入で家計を安定させる

アパート経営による家賃収入は、毎月安定して得られる副収入として家計を支える存在になります。
仮に月10万円の副収入があれば、年間では大きな金額となり、生活の選択肢にも余裕が生まれます。

また、突発的な出費や将来の不測の事態に備えられる点も安心材料です。

税金対策としてのメリット

アパート経営は、会社員にとって有効な税金対策になり得ます。
修繕費や管理費、減価償却費など、経費として計上できる項目が多く、課税所得を抑えやすいためです。

これにより、給与所得と合算された場合でも、税負担の増加を緩和できます。
さらに、不動産は相続時の評価額が現金より低くなるケースがあり、将来の相続税対策としても活用可能です。

銀行融資が受けやすい理由

会社員がアパート経営で銀行融資を受けやすい理由は、収入の安定性にあります。
給与収入に加えて賃料収入が見込めることで、返済能力が高く評価されやすくなります。

また、不動産そのものが担保となるため、金融機関にとって貸し倒れリスクが低い点も要因です。
加えて、低金利環境下では銀行側も融資に積極的な傾向があります。

アパート経営におけるリスクとその対策

アパート経営には多くの利点がある一方で、空室や金利上昇、老朽化といったリスクも存在します。
こうしたリスクを把握せずに始めてしまうと、想定外の負担を抱える可能性があります。

以下で詳しく見ていきましょう。

関連記事:アパート経営のリスクとは?失敗事例から学ぶ12の対策と回避法

初期費用を抑える方法

初期費用を抑えることは、アパート経営のリスク軽減につながります。
中古物件を選択することで購入価格を抑えつつ、高い利回りを狙える場合があります。

また、自己資金を抑え、融資を上手に活用することで資金効率を高めることも可能です。
リノベーション済み物件を選べば、大規模な改修費用を抑えながら入居付けを行えます。

老朽化に備えたメンテナンス

建物の老朽化は、空室増加や修繕費の増大につながる要因です。
そのため、定期的な点検と計画的なメンテナンスが欠かせません。
外壁や屋根、給排水設備などは劣化しやすいため、早期対応が結果的にコスト削減につながります。

また、内装や共用部のリフレッシュは入居者満足度の向上にも効果的です。

金利上昇リスクへの対応策

金利上昇は返済額に直接影響するため、事前の備えが重要です。
固定金利ローンを選択すれば、将来の返済額を安定させることができます。
加えて、余裕資金を確保しておくことで金利上昇時の負担増にも対応しやすくなります。

空室リスクを最小化する立地選び

空室リスクを抑えるうえで、立地選びは最も重要な要素です。
人口動態や交通利便性、周辺施設の充実度は需要に直結します。
特に大学や企業が集まるエリアは、安定した賃貸需要が見込めます。

また、地域特性や将来性を把握するため、不動産会社の情報も参考になります。

売却時のリスクを軽減する方法

売却時のリスクを抑えるには、市場動向の把握が欠かせません。
不動産価格は景気や金利の影響を受けるため、タイミングの見極めが重要です。

また、事前に修繕や清掃を行い、物件価値を高めておくことも効果的です。
信頼できる不動産会社と連携することで、条件交渉もスムーズに進みます。

アパート経営での節税テクニック

アパート経営では、適切な節税対策を行うことで手取り収益を高められますし、将来を見据えた相続対策としても不動産は有効に機能します。

ここでは代表的な節税方法を紹介します。

経費計上と減価償却の活用

経費計上と減価償却は、不動産経営における基本的な節税手法です。
管理費や修繕費、広告費などは経費として認められ、課税所得を減らせます。
減価償却を行えば、建物や設備の取得費用を複数年に分けて計上できます。

関連記事:アパート経営の経費率とは?下げ方まで徹底解説

不動産を活用した相続税対策

不動産は相続税対策としても有効な資産です。
土地や建物は現金より評価額が低く算定されることが多く、税負担軽減につながります。

賃貸物件の場合は借家権控除が適用されるため、相続時の評価額をさらに下げることが可能です。

まとめ:会社員がアパート経営で成功するために

アパート経営は会社員にとって魅力的な副収入の手段であり、資産形成や税負担軽減に繋がるメリットがあります。
しかし、成功するためには計画的に行動することが重要です。

資金計画や物件選定、市場調査などの基本ステップを踏むことで、リスクを抑えながら安定した収益を得ることが可能となります。
アパート経営を始めるための具体的なステップを順を追って理解し、しっかりと準備を行うことで成功に近づきます。

株式会社マリモは、安定した収益を期待できる立地と長期経営に適した建物にこだわっています。
物件の選択で悩みの方は、弊社の木造アパート経営の情報はこちらからご確認ください。

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